「いつか黒鯛を釣ってみたい」
そう思いながら筏釣りに通っていた僕に、ついにその日が訪れました。
今回は、
僕が筏釣りで初めて50cmの黒鯛を釣り上げた体験談を紹介します。
初心者ならではの失敗や工夫も交えていますので、これから筏釣りを始めたい方の参考になれば嬉しいです。
初めての黒鯛は50センチの大物
筏釣りに通い始めてしばらくした頃、
僕はついに念願の黒鯛を釣り上げました。
しかもそのサイズは 50cm。
当時の僕にとってはまさに「忘れられない大物」でした。
お世話になったまるよし渡船さん
このときお世話になったのは、三重県の まるよし渡船さん。
魚種が豊富でお気に入りの渡船でしたが、出船時間がとにかく早い(笑)。
仮眠しても2時間ほどしか眠れず、筏に到着したときはまだ真っ暗。
ただ、そこから眺める日の出は幻想的で、
釣り以外の時間も楽しめるのが魅力でした。
初心者が挑んだダンゴ釣り
この日の釣り方は「ダンゴ釣り」。
餌はエサきちさんで購入した ブルーステージを使用しました。
とはいえ、当時はまだ初心者。
ダンゴが割れたときの竿の感触すら分からず、手探りの状態でした。
大量のオキアミがきっかけに
釣りも後半になり、オキアミが大量に余ってしまいました。
思い切って全部をダンゴに混ぜ込み、ばら撒き状態に。
その合間に、
オキアミだけを針につけて落とし込み、じっと待っていると……
今までにない強烈なアタリが!
忘れられないファイトと喜び
竿を立ててもなかなか上がってこない。
手元に伝わる重みと引き、魚との駆け引き。
その一瞬一瞬が楽しくて仕方ありませんでした。
そして、ついに姿を現したのは 50cmの立派な黒鯛。
網に収めた瞬間の喜びと興奮は、今でも鮮明に覚えています。
こうして僕は、ダンゴ釣り初心者のまま挑んだ筏釣りで、初めて黒鯛に出会いました。
それはまさに 運命の一匹。
この瞬間から、黒鯛釣りの楽しさにどっぷりハマっていったのです。